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2022-07-14

Googleの新しいアナリティクス GA4への移行について

2022年3月16日、Googleは2023年の7月1日より、アナリティクスのシステムをGA4(Google アナリティクス 4 プロパティ)のみとし、従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)での計測を終了すると正式にアナウンスしました。

(support.google.comから一部引用)
2023 年 7 月 1 日をもって、標準のユニバーサル アナリティクス プロパティにおける新しいヒットの処理は停止されます。現在ユニバーサル アナリティクスをご利用のお客様には、Google アナリティクス 4 を使用するための準備をしていただくことをおすすめします。

親しみのあるUAのアナリティクスに別れを告げて、いよいよGA4での運用を視野に入れて動き出さなくてはならない状況が来たという事です。

アナリティクスでの解析で、前年対比の数字を追いかけておられた事業者様は、現時点でGA4を稼働させておかないと2023年7月時点で前年対比をGA4の画面で見ることが出来ません。

また、GA4はその設計と計測の仕方自体が、UAとは全く別のものとなり、今までのように簡単に必要な数字にたどり着くことが出来ない仕様になっていて、慣れるまでに相当の学習を必要とするものになりそうです。

UAからGA4への移行が難しい理由

  • ① UA時代に慣れ親しんだアナリティクス上の単語(イベント、ページビューなど)についても、意味が変わったり微妙にニュアンスが変わってしまうため
  • ② 自社が計測したい情報を想定して、データを解析する指示を、アナリティクス管理画面で設定したり、サイトにタグを埋め込んだりの作業が、UAよりも複雑になるため

とはいえ、現時点でWEBサイトの解析を無料でしてくれるツールの中ではアナリティクスがNo1であることは間違いなく、対応していくより他に道が無いのも現実です。

現在、弊社ではお客様にGA4に関するアナウンスと、第1弾の対応を進めております。

GA4移行に際して、まずやるべきことは

内容は、

  • ① 現存するユニバーサルアナリティクス、Google広告、サーチコンソールのデータ連携して、GA4の管理画面で情報を見ることが出来る設定をすること。
  • ② 古いアナリティクスの計測タグを新しいタグに変更して、WEBサイトに設置すること。

この2点と併せて、現在のUAの設定の不備を調整するというものです。

何故、第1弾なのかというと

お客様がご利用中のECサイトシステムによっては、GA4への完全対応が秋以降となっているため、秋以降に設定の一部を変更する必要があることと、GA4がまだ発展途上でり、様々な仕様変更が急ピッチで行われる可能性があるため、修正が必要となると思われるからです。

いずれにせよ、残り1年足らずの間に、GA4の基本的な設定を終えて、自社に必要な解析の内容を考えて施策していく事は必須となります。

新しいシステムを運用していくための、日々の情報収集と正しい内容の認識を続けていかないといけませんね。

アナリティクスのGA4への移行について、お悩みがありましたら、是非、弊社にご一報くださいませ。

やお

writer

やお

カテゴリー : 制作・運営のこと

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