2018-10-05
WEBサイトを運営する際に忘れてはいけない最初の○○
ECサイト、コーポレートサイト、BtoB、BtoC 様々なタイプのご商売のWEBサイトを制作させて頂いたり、サポートさせていただいています。
これからWEBサイトをスタートする! というお客様もおられますが、多くのお客様の場合、WEBサイトのリニューアルをさせて頂いたり、現在運営中のサイトのサポートをさせて頂くところからお付き合いがスタートしています。
皆さん様々な方針、手法でWEBサイトを運営されて居られます。
経営者の皆様を筆頭に担当者様、ホントに日々一生懸命頑張って取り組んでおられる姿には、頭が下がる思いです。
途中からサポートとしてチームに加えて頂いて、多くのお客様の先で感じることがあります。
それは・・
意外と出来ていない初期の想定 (基準がわからなければ修正の方向もわからない)
スタートからうまくいくWEBサイトは、ほんの一握りです。
やってみて解ること、軌道修正しなければならないことは沢山あり、事実成功しているサイトはそれが常時なされています。
とりあえずやってみて、結果を見て修正しよう! と、前を向いて進む意気込みは絶対必要なのですが・・・
そこに大きな落とし穴があることが非常に多いものなのです。
事前のしっかりとしたシミュレーションと目標設定、施策の良し悪しの判断基準などが曖昧に運営されていることが実は多いのが現実です。
WEBサイトに完成はありません。日々コンテンツの更新、記事の更新、集客施策の更新をかけていく必要があります。
その中で、行った施策の効果の測定がとても重要となってきます。
しかも、効果の測定と言っても、ざっくりとしたものでは、実はあまり意味がありません。
また、複数の施策を同時進行した場合など、各施策に対しての有効な効果測定地を設定しなければ、結局何が良かったのかわかりません。
想定→施策→検証→修正 の流れを続けていく
経営者のセミナーや勉強会では、「PDCAをいかに速く回すか!」などという言葉が飛び交っています。
WEB運営の世界もまさにそのまま、P→D→C→A を回し続けることに尽きるのです。
このプラン部分がいかにしっかりできるかによって、その後の行動が大きく左右されます。
兎に角やってみよう!は、前向きでポジティブなイメージを受けますが・・・
走りながら考えろ!ともよく言われます。
しかし、考える基準をプラニングできていなければ、そもそも考えることが出来ません。
そのあたりをしっかりと考えたうえで施策を実行するわけですが、その施策の効果をしっかりと計測して、また考えるという流れを作っていきたいものです。
自社のWEBサイトの「健康診断」が「アクセス解析データ」です。
サイトの効果の測定や施策の是非を検証していく中で、重要な要素として「アクセス解析」があります。
- 自社のWEBサイトにどのくらいのお客様がいらっしゃって、一体どのくらいの割合で商品購入やお問い合わせなどの、WBサイトの目的に達していただいているのか?
- 想定した対象顧客と実際のWEB訪問者の性別や年齢などのセグメントは合致しているのか?
- 毎月かけている広告が実際にどのくらい成果があって、それは、会社として許容範囲なのか?どこをどう変えれば改善される可能性があるのか?
- お客様はどのくらいの頻度でサイトを見に来られていて、その頻度と購入の関係は?
- どのページが効果があって、どのページが効果的でないのか? またその理由は?
以上のような、様々な事を検証できるツールがアクセス解析ツールです。
便利なツール「アクセス解析」の落とし穴
しかし、このアクセス解析ですが、ただツールを導入すれば、欲しい情報がポン!っと出てくるわけではないのが面倒なところ。
まず、導入するのに、WEBサイトにタグを仕掛けたり、様々な設定が必要なことが、ハードルであったりします。
WEB制作される方の認識によって、誤った設定がされていたり、100%きっちりとしたデータが取れていない場合も見受けられます。
また、実際にどこをどう見たらいいのかわかりにくいところ、インターフェイスが急に変わったりするところ、などで十分活用できていない場合も見受けられます。
アクセス解析が十分活用できていない例
例えば・・・
- アクセス解析をするための、タグがサイト内に設置されてはいるのですが、例えばクロスドメインのトラッキングがうまく出来ていないために、肝心なところがわからない。
- ご利用中のショッピングカートシステムが動作保証しているタイプでないタグが設置されていて、eコマーストラッキングがちゃんと取れていない。
- BtoBでお問い合わせまでの解析は出来ているが、その後のリアルでの動きと連携出来ていないため、本当のコンバージョン率がわからない。
- Googleアナリティクスを導入しているが、見方や細かい測定値設定が出来ていず、結局デフォルトの掃き出しの数字しか見ていない。
でも、ちゃんと活用できさえすれば、こんな便利なツールはありません!
なかなか難しい設置や設定、それに見方など、ネガティブな要素ばかり書き並べてしまいましたが、きっちりと設置されていて、ちゃんと分析することが出来さえすれば、こんなに便利で役に立つツールはありません。
ネット上でも沢山の活用情報が公開されていますので、是非ご覧になられて勉強してみてください。
ソレプロでは解析のサービスにも力を入れています。
単純に流入数とCVRと・・・という事ではなく、事業として何をどうしていくかという方針に則って、行う施策に合わせて何を測定し、どう判断していけばよいのか、そういう本当に有効な、そして成果に結びつき無駄な時間と費用を圧縮できるような、解析サービスを目指しています。
writer
やまもと みつひろ
代表取締役専務
カテゴリー : 制作・運営のこと
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