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SOLEPRO

2024-01-31

「頭のいい人が話す前に考えていること」ソレプロのメンバーが読むべき一冊

こんにちは!
本日はこちらの本を紹介いたします。

Amazonで2023年の年間ベストセラーに選ばれている
頭のいい人が話す前に考えていること
著者:安達 裕哉

マーケティングのことを勉強すべく、マーケ部に配属されたばかりの私に最初に手渡された1冊です。冒頭はこんな文章から始まります。

《この本を読むとだれでも “ 誰でも頭のいい人 ” になれる》

“頭のいい人”と聞くと、IQの高い人や名高い大学を卒業しているという人を想像してしまいますが、、、
この本ではそうではないんです。

頭のよさを決めるのは「だれ」だ?

頭のよさはざっくり下記の2種類に分けることができ、
・学校的偏差値(IQ)
・社会的偏差値(SQ)
この本では、社会的知性(SQ)をもつ人のことを “ 頭のいい人 ” と捉えています。

ソレプロでも、この社会的知性を重視しています。顧客のニーズを理解し、信頼関係を築き、成功につなげる力が必要だからです。

社会的知性とは、他人の思考を読み、他者の信頼を得て、他者を動かす力と表現されています。
マーケティングに例えると、顧客が求めていることを想像し、買いたい・利用したいと思ってもらい、購買・成約につなげるといったところでしょうか。

学校的知性とは、数字で測れるIQや記憶力・学力などひとりで完結する力。社会的知性とは真逆ですね。

ソレプロでは、この社会的偏差値が仕事を成功させる上で重要だと考えています。
また、コミュニケーションの主体は自分ではなく相手にあり、その相手に伝わらなければ意味がないとも言っています。
考えや物事を説明する際に、中々相手に伝わりづらくお互いがイライラしてしまったり、逆にすごく分かりやすいありがとうと言ってもらえる時がありますよね。
この人は説明がヘタ、この人の説明は分かりやすい、つまり「他者がどのように思うか」頭のよさは「他者が決める」という事です。

人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する

当たり前のことのように思いますが、人から相談事をされたとき、ちゃんと話を聞いてちゃんと考えてあげられているでしょうか。テレビやスマホを見ながらだったり、違う事を考えていたりすると案外ちゃんと聞けていないものです。

相談者にも「あ、この人話聞いてるようで聞いてないな」と簡単に見透かされてしまいます。

逆に「この人ちゃんと考えてくれているな」と相手が思ってくれた時、信頼が生まれ長期的な関係につながります。

仕事の場でも、プライベートでも言える事ですね。相談をよくされる人はちゃんと聞いてくれるし、ちゃんと答えてくれるという信頼があるということです。

ソレプロでも、社員同士やクライアントとの信頼関係を築くことが、成功の鍵だと考えています。私たちのチームは、常に相手の立場に立ち、考えを深めています。

自分の承認欲求は抑制し、他者の承認欲求を満たす

承認欲求をどうコントロールするか。
承認欲求というと、他者から認められたいというイメージがありますが、
調べてみると具体的には

・自分の話を聞いてほしい
・自分のがんばりを褒めてほしい
・自分の活躍をいろいろな人に見てほしい
・他人よりも自分の方が優れているとわかってほしい
・苦労していることをわかってほしい
・SNSで「いいね」がたくさん欲しい
・不特定多数の人に好かれたい

などがあるようです。

この本では、自分の承認欲求を抑え、他者の承認欲求を満たすことができれば「コミュニケーションの強者」になることができると言っています。
なかなか実践するのは難しそうですが。。

相手をよく観察し、相手が何を望んでいるかを考え実行に移す。あくまでも自分の自慢話などは置いといて。確かに自然とそれができるようになると、
・気が利く
・自分の事を理解してくれている
・1~10まで言わなくても分かっているな
と一目置かれそうです。

頭のいい人が、難しいこともわかりやすく話せる理由

頭のいい人は話す前の「理解」に時間を使い、難しい話でも “ 物事の本質を理解できている ” から難しい話でもわかりやすく話すことができる。
相手に何かを説明したい時に、だんだんと自分が何を言っているのか分からなくなってきたり、またその逆で相手が何を言おうとしているかさっぱり分からない時がありますよね。
本質を理解できていない為、伝えたいことがまとまらず、話がぐるぐるしている感じです。

本書で述べられているように、物事の本質を理解し、簡潔に説明できることが大切です。私たちは、クライアントに対しても、チーム内でも、この力を大切にしています。

だれでも結論から話せるようになる方法

話がわかりにくい人は、結論から話せないことがよくある。

私もドンピシャな場面に遭遇したことがあります。
私の知人でグループチャットに大勢へ向けて依頼をする際、前置きを長々と書いたあとに本題の依頼を書いたら、一人の閲覧者から「結論から先に書いた方が良いよ」とご指摘を受けていました。
参加している人たちも多忙な人が多く、いろんなチャットが飛び交っている中の一つの投稿でしたので、「結論から先に書かないと」という意見はすごくストレートでしたが、確かにと思ったのですごく記憶に残っています。

結論から話す、というのは相手に “ 聞くスイッチ ” を入れる行為

「大した話じゃないんですが・・・」と話せば、片耳で聞くくらいでいっかと思えるし、「クレームで、、」と言ってから話すと、聞く側は “ 時間がかかりそうだな ”   “ 状況整理する必要がありそう ”  などと準備ができ、真剣に聞こうというスイッチが入るということです。

私たちの忙しい日常では、効率的にコミュニケーションを取ることが求められます。本書の「結論から話す」技術は、社内でも実践されており、仕事をスムーズに進めるために欠かせないスキルです。

まとめ

筆者の実体験や分かりやすい事例なども書かれており、読み進めて行きやすい1冊でした。
今回は、私が読んでいて「なるほど~」と引っかかった箇所や、実際に意識して活用してみようと思った部分を抜粋しています。

みなさんももし読まれる際は、「この部分は普段から実践できている」「 これは今後実践してみよう! 」などと考えながら、読み進めていって頂けると良いかなと思います。

この本は、ソレプロでの成長に繋がる一冊でした。会社の理念に共感し、成長し続けたいと考える方にぜひ読んでいただきたいと思います。

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