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マーケティング視点で利益を創出するECサイト制作・伴走支援 | ソレプロ

SOLEPRO

2016-12-25

2016年の業界はこんな感じでした。2017年は?

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2016年も余すところ残りわずかとなりました。
いろんな分野で2016年の総括的なものが行われています。

SOLEPROも1年を振り返って、社員たちもみんないろいろと来年の展望を考えてくれています。

私としては、携わっている業界や自分たちの周りで起こっていることを振り返って、来年の展望を考えたいと思っています。

業界としては、今年もいろいろと変化がありました。

大きな流れとして、まずは、PC→スマホ への流れの急速化に伴う、業界全体の様々な変化です。

WEBを見る端末のスマホ化は歴然たるものとなりました。Googleもモバイルファーストインデックスを採用し、検索上位表示には、まず、モバイルサイトの情報を優先することを発表しました。
具体的には、今まではPCがメインでスマホはその派生ページと判断していたものを、スマホがメインでPCがその派生ページであると認識をあらたに、検索データを構築するということです。
発表があってから、今の段階ではまだ、顕著に結果に反映されている様子は見れませんが、2017年はがっつりとこの対応がなされているサイトとそうでないサイトで明暗が分かれることと思います。

このことで、スマートフォンでしっかりと情報が見やすくわかりやすく作られていて、さらにユーザーに親切な設計になっていることが、必須となります。
レスポンシブデザインだから大丈夫!というわけでもなく、そのUI(ユーザーインターフェース)デザインは、より分かりやすさが求められることになると思います。

ECの業界でも、スマホでの購買が6割を優に超え、顕著なショップでは8割以上がスマホ購入というところも少なくありません。
スマホ対応という言葉がなくなり、スマホ=WEBサイトということになるわけです。

EC業界でいうと、楽天市場離れ、が印象として大きいです。
ユーザーが離れて行くこともさることながら、今まで楽天での販売活動に重きを置いていた優良サイトが、自社サイトやほかのモールでの展開に注力しておられるのが目立ちます。
2017年楽天市場本体のてこ入れにも注目したいところです。
同じ商品が買える「型番」と言われる分野では、やはり「AMAZON」の一人勝ちの様相が明らかになりつつあります。

近い将来、「型番」はAMAZON、オリジナルは自社ECサイトという形が鮮明になるかもしれません。
自社ECサイトでも、AMAZONペイメントや楽天ID決済、LINE決済など、大手の決済システムを導入できるようになってきていることも、これを加速する要因ではないでしょうか?

SNSもインスタグラムをはじめ、トレンドは大きく動きつつあります。
若者層は、広告に反応しなくなり、よりリアルな情報をもとに動くようになっています。

IT自体を活用することがインセンティブになる時代は、本格的に幕を閉じ、ITを使いしっかりと情報を発信し、事業展開を誠実に行うところが、選ばれて残って行くフェーズに突入した感がありますね。

SOLEPROもWEB制作を柱に、WEB運営サポート(含むマーケティング)を展開しておりますが、その軸はWEB運営サポートに移ってきています。
2016年はその元年のような年になりました。

2017年はさらにその動きは加速するでしょう。
お客様から望まれることの質も、どんどん変化してきています。

2017年も、お客様にしっかりと伴走できるよう、進化していかなければなりません。

やまもと みつひろ

writer

やまもと みつひろ

代表取締役専務

カテゴリー : その他

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