はじめまして!ソレプロに新メンバーとしてJOINしましたいわやです!
ソレプロに入社して1ヶ月が経とうとしていますが、毎日新しいことばかりで刺激的な日々を過ごしています。
入社して初めてのブログを書かせていただくにあたって、今回は2024年に日本に本格参入した「SHOPLINE(ショップライン)」についてご紹介したいと思います!
目次
EC市場の変化とSHOPLINEへの注目
近年、国内EC市場はますます成長を続けており、さらにグローバル市場を視野に入れた「越境EC」への関心も高まっています。そんな中、注目を集めているのが、今回ご紹介する台湾発のECプラットフォーム「SHOPLINE」です。
越境ECとは?
まずは、越境ECについてご説明いたします。
越境ECとは、自国以外の海外の消費者に向けてインターネットを通じて商品やサービスを販売することを指します。
越境ECを通して、海外へ事業展開することは、自国の市場だけでなく海外の巨大なマーケットへ挑戦できるため、新たな顧客獲得をすることができ、国内市場に止まらない大きな成長チャンスとなっています。しかしながら、言語や通貨の違い、配送方法など越境ならではの課題も存在します。
簡単に越境ECサイトが構築できる!SHOPLINEって?
そこで注目されているのが、台湾発の越境ECプラットフォーム「SHOPLINE」です!
SHOPLINEには、越境ECに対応した「多言語・多通貨・決済・配送システム」が整っているため、海外への販売をスムーズに始めることができます。
また、アジアを中心に60万ショップ以上が開設されており、今現在も増加傾向にあります。日本市場には2021年に進出し、2024年に本格参入を果たした比較的新しいECプラットフォームです。
SHOPLINEの主な特長
ノーコードでも始められる
ノーコードでもECサイトを構築することができるため、専門的な知識がなくても自社サイトを立ち上げることができます。初心者でも直感的に操作できるUIで、誰でも簡単にデザインや機能をカスタマイズしながらサイトを構築することができます。
ライブコマース機能
ライブコマースとは、ライブ配信を通じてリアルタイムに商品紹介・販売ができる機能のことです。既に中国などではライブコマース機能での販売が主流となっていて、今後日本でも浸透していく販売方法といわれています。
ライブコマース機能の魅力的なところは、ライブ配信中に視聴者と直接コミュニケーションをとりながら、商品のこだわりや使用感を伝えることができる点です。
また、特定のキーワードを設定し、そのキーワードをユーザーがコメントすると、商品がカートに入った状態のURLがDMで届き、そのまま商品を購入することができます。
ユーザーはライブ後に商品を探し直すといった手間が無くなり、スムーズに商品購入することができます。SHOPLINEでは、このライブコマース機能が標準搭載されているため、ファンとの距離を縮めながらエンゲージの向上が期待できます。
AI搭載コンテンツ生成機能
こちらもSHOPLINEの標準機能で、商品説明文やブログ、特集ページのコピー文などをAIが自動生成してくれる機能です。
これによりコンテンツ制作の手間を大幅に削減し、スピーディな運営が可能になります。また、SEOにも対応した文章を作成してくれるので、そこまで手が回らない…といった方にはうってつけの機能です!
追加費用ほぼなし!アプリで機能拡張
用途に応じたさまざまな拡張アプリが用意されており、マーケティングツール、在庫・注文管理、SEO対策、分析機能などを後から簡単に追加できます。
そのほとんどが追加費用なしで、事業のステージや目標に応じて柔軟に機能を追加できるため、スモールスタートからスケールアップまで幅広く対応することができます。
Shopeeとの連携が可能
SHOPLINEは、東南アジア最大級のECモール「Shopee」との連携機能を提供しています。Shopeeは大手ECモールのことで、日本でいう「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」が該当します。Shopeeの利用者は数千万人規模で、連携することでより多くの消費者の目に触れる機会を得ることができます。現地向けの販売にも強みを持つため、海外展開を視野に入れたEC運営において大きな武器となります。
日本語サポートにも対応
SHOPLINEは、日本市場向けに日本語でのカスタマーサポートを提供しています。チャットやメールでの問い合わせが日本語で可能なので、導入前の不安や運用中のトラブルにも安心して対応することができます。
どんな企業にSHOPLINEが向いている?
ここまでSHOPLINEの特長についてお話ししましたが、実際にはどのような企業が導入しているのでしょうか。
SHOPLINEは、直感的な操作性やノーコードでの構築、SNS連携、越境EC対応など、さまざまなニーズに応えられるプラットフォームです。特に「初めて越境ECに挑戦したい」と考えている企業やブランドにとって、導入のハードルが低く、スタートしやすいのが魅力です。
【具体例】
・SNSとの親和性が高いアパレルブランドやコスメ系
・海外展開を見据えた中小企業・スタートアップ
・システムに詳しくなくても手軽に始めたい小規模事業者
特に日本では、LINEやInstagramを活用したマーケティングを重視する企業との相性が良く、SNSを中心に販売促進を行いたいブランドに適しています。
SHOPLINEは、越境EC対応、SNS連携、ライブコマース、AI活用など、現代のEC運営に求められる要素をオールインワンで提供しています。
「まずは国内でSNSを活用して販売したい」「将来的には海外展開も視野に入れている」という企業にとって、SHOPLINEはまさに「今、選ぶべき」プラットフォームのひとつです。
SHOPLINE導入時に注意したいポイント
便利な機能が揃っているSHOPLINEですが、実際の導入時にはいくつかの落とし穴も存在します。
たとえば、あるアパレルブランドでは「SNS連携」や「ライブコマース機能」に惹かれてSHOPLINEを導入したものの、顧客ターゲットの整理や導線設計が不十分だったため、集客や販売に思うような成果が出なかったケースがあります。
また、別の事例では、「Shopeeとの連携」を前提に越境ECを始めたものの、現地市場のニーズ調査や言語・文化の壁を十分に考慮しておらず、販売が伸び悩んでしまったことも…
こうした課題を避けるためには、ツールの機能だけでなく、「誰に・どうやって売るか」というマーケティングの視点が欠かせません。
ソレプロならSHOPLINE導入をトータルサポート
ソレプロでは、SHOPLINE導入に関するご相談やサイト制作・運用支援まで一貫したサポートを提供を強化していきます!
単なる導入支援だけでなく、ペルソナ設計やコンテンツ戦略など、マーケティング視点に基づいたトータルサポートを行っていきます!
「自社に合うかどうかわからない」「どこから始めたら良いかわからない」といったお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。